- 油圧関係部品の内面仕上げ例 -
ワークの材質はSUS304ステンレス鋼。図に示すように、非常に肉厚の薄いステンレス鋼内面に残った引抜後のキズの除去、及び内面粗度をR.MAX12SからR.MAX1.5Sに向上させる。研削液はスピンドル油を使用し、はじめにフレックスホーンBC-16
AO120で粗研磨を行い、仕上げにBC-16 AO320を使用。回転数1,200rpm、ストローク40回/minの速度で、粗研磨5秒、仕上げで5秒間研磨した。肉薄のワークのため、変形を防ぐのに、作業は手作業で慎重に行った。結果、キズは取り除かれ、要求通りの面粗度に仕上がった。 |
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